Ubuntuにおけるファイル共有できない問題…

背景

現在、ノートPCが4台、デスクトップ1台でUbuntu 22.04 LTSが動作している。ノートPC2台はファイル共有が出来ているが、デスクトップとノートPC1台は同じ設定であるのにもかかわらず、ファイル共有が出来ていない。残り1台は不明…
また、マッキントッシュが2台稼働中であるが、そのうちの1台はファイル共有中である。

具体的には次のような症状である。ファイルにて、”+他の場所”を開くと、PCは現れるのだが、ダブルクリップすると次のようなダイアログが表示されてしまう…

以上の問題を解決するために調査した結果をまとめた。
(現状、解決できていない…、解決した。すごく単純な理由だった…)

基本情報

Ubuntuにおけるファイル共有は’ファイル’から右クリックで、’このフォルダーを共有する’を設定する事で実現できる。

今回始めてフォルダーを共有する場合、次の様なダイアログが表示されるのでインストールする。なお、このダイアログは背景で記載した、残り1台は不明としたノートPC。このPCではファイル共有をしたことがなかったようだ。

”このフォルダーを共有する”だけでは、外部からアクセスできないので、pdbeditを使って、Sambaユーザーとそのパスワードを設定する。
これはpdbeditのman。オプションは-Lでユーザーのリスト表示、-au でユーザーの作成とパスワードの設定。これで、Sambaユーザーを作成、共有時のユーザー名とパスワードを設定する。

以上の設定で接続できる。はず… なのだが… できぬ。

原因調査

アクセス可能、不可能なマシンでのsamba関連のパッケージ関連のバージョンを確認、一部にvfs関連がインストールされているが、これはアクセス可能、不可能なマシン双方に存在するので関係なし。

sambaの設定は以下のファイル。アクセス可能、不可能で内容に相違なし。

/etc/samba/smb.conf

共有フォルダの設定は以下のフォルダに記載、こちらもアクセス可能、不可能で内容に相違なし。

/var/lib/samba/

原因不明である。

解決

原因不明で悩んでいたが、アクセスできるPCはファイアーウォールが非アクティブであることを発見!
とりあえず、すべてのマシンのファイアーウォールをアクティブにして、以下のコマンドを実行。ポートを開いた。

sudo ufw allow samba

以上、問題可決しました。

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